事業内容
[自立訓練(生活訓練)]
視覚障害は、移動と情報の障害と言われています。
そのうち、情報の障害を補う手段として、パソコンやタブレット、スマートフォンの利用はたいへん有効です。
北九州視覚障害者就労支援センターあいずの生活訓練では、視覚障害者の情報機器の利用を中心に、点字の読み書き、録音図書の利用などの項目を加えた情報環境改善のお手伝いをします。
◇あはき(あんまマッサージ指圧・はり・きゅう)部門
以前は、あはきで仕事をしておられたものの、何らかの理由で離職しておられる方、年齢、体力などの理由で開業や就職は困難だがあはき師として働く意欲があるという有資格の視覚障害者に働く場を提供します。「マッサージルームあいず」などで、スーパーバイザーの助言・指導を受けながら実際に施術に当たっていただきます。[就労継続支援B型]
◇IT部門
ITを活用した就労を目指す障害者(視覚障害者以外も可)の方が利用できます。日常生活用具の販売や音声による視覚障害者への情報保障事業などを行なっています。
・日常生活用具」の取り扱い(相談、販売、アフターケアなど)
・アクセシビリティに配慮したホームページ制作
・視覚障害者への情報保障に関する業務(音声コード化、DAISY図書化)
・一般就労に必要な職業意識やビジネスマナー、職場適応能力などの訓練
・一般事務職職に必要な実務的なパソコン技術の訓練やPC資格取得へ向けた学習
・習得した知識や技術のインストラクション
◇作業所部門
働く意欲はあるが、年齢や体力の問題で一般就労が困難な障害者(視覚障害者以外も可)の方のための働く場所になります。点訳・点字名刺作成や紙細工製作の作業をしながら、同じ障害者仲間と交流を深めたり、パソコンや点字の学習をしたりすることで、豊かで生きがいのある生活をすることを目指します。
※視覚障害があっても生き生きと生活するためのノウハウを、他の視覚障害者のためにも活用する場の提供も、3部門共通のテーマです。